40代にもなってくると、夫婦の関係は、新婚とは変わってきて、不満も募ってくるのが通例のようで、極論ですが「旦那が死んでくれないかな・・・」と、過激な思いにまで行き着く人までいるようです。
まぁ、死んでくれとまではいかなくとも、「離婚したい」と思っている人は沢山いることが分かっています。
では、そんな皆さんはどうしているのでしょうか?
今回は40代で旦那が嫌いになったという方に向けて、その原因と、対処法、口コミなどをご紹介したいと思います。
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旦那が嫌いな理由と口コミ
旦那さんが嫌いな理由を表にしてみました。
該当するものがあるでしょうか?
ここに載せきれないほど、嫌いな理由はあるようですが、一部ご紹介いたします。
【旦那が嫌いな理由】 | 【詳細】 |
給料が少ない | 年齢が上がっても給料が増えない。
共働きだが、自分の方が稼いでいる。 或いは専業主婦だが、貰った生活費だけでは赤字が続く。 |
家事を手伝わない | 結婚前は家事を手伝うと言っていたのに今は全くしない。
育児もしない。 共働きで立場が同等の場合はさらに不満が増す。 |
オジサン化した | 禿げてきたし、お腹も出てきて恥ずかしい。 |
お礼を言わない | 料理や洗濯、掃除をしても、それが当たり前だと思ってお礼を言わない。
むしろ、やらないと怒る。 |
体臭がきつい | 加齢臭がきつくて、生理的に受け入れられなくなってきた。
とにかく臭い。 |
偉そうな態度 | 歳を重ねるごとに態度が悪化。
何を根拠にこんなに偉そうにするのか。 「お茶」というが、私の名前はお茶ではない。 |
だらしない | 脱いだらその場に脱ぎっぱなし、食べたら皿も下げずにそのまんま。
子供より態度が悪い。 |
思いやりが無い | ありがとうの言葉が無い。
ありがとうなんていわれた記憶すらなくなった。 |
自分勝手 | 私も見たいテレビがあるのに、自分中心で、テレビのチャンネルは譲らない。
テレビはあくまでも一例で、その他の事も全部自分勝手。 こちらの話は聞かず、スマホばかりいじっている。 |
その他にも、ケチであるとか、40代になっても毎晩求めてくる、金銭感覚のズレ、実家と自分の家へのお金の使い方にものすごい差がある、夫婦の会話が無い、旦那がアスペルガー症候群(妻がカサンドラ症候群になってしまった)など、色々な理由があるようでした。
40代後半ともなれば、子育てもひと段落してくる頃。
子供たちもしっかりしてきているのに、だらしのない旦那を見ていると嫌気がするようです。
もうちょっと踏み込んだ口コミと、気晴らし方法を更にご紹介します。
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旦那が嫌い~口コミ~その①
旦那の嫌いなところは、毎日酒を飲み、家計に影響が出ているのに平気でいるところです。
更には、食事の好き嫌いも激しく、こちらはスーパーで家計に優しくなるように食材を買ってきて工夫して料理しているのに、とやかく献立に文句を言い、「ありがとう」の一言も無く文句ばかり。
しかも、テレビを見ながら食事。
テレビは真剣に見ているが、私の話はまともに聞いてくれない。
また、子供への接し方が悪い。
我が子が頑張ってテストで良い点数をとったのに褒めない。
ちなみに、旦那が嫌いになり始めたのは産後4,5年目からで、結婚してから10年弱から。
気を晴らす方法は、ママ友とのランチ会です。
それと、子供が私の味方をしてくれるところ。
旦那は頼りになりませんが、子供たちは間に入ってかわいそうですが自分の味方をしてくれます。
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旦那が嫌い~口コミ~その2
旦那が嫌いなところは、トイレで用を足すときに座らないところです。
毎回しぶきで汚して出てきます。
トイレはリフォームしたばかりで、リフォームも、壁紙から床材まで、私が厳選したもの。
なのに、「面倒だから」、「男は立ってするものだ」などとゴネて座ってくれません。
酔っぱらった時は、汚れが更に増し、子供まで掃除しないと用を足せないほど。
旦那が嫌いになりだしたのは結婚してから15年目くらいの頃でしょうか。
気を晴らす方法は、トイレ掃除用のグッズを、目立つところにおいて、ちょっとでも掃除している事に気付かせるよう嫌がらせをしているつもりなところ。
旦那が気にしていないような気もしますが、トイレ掃除シートなどは、ペーパーの上の空いたスペースに置き、すぐ掃除できるようにささやかな抵抗をしています。
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我慢をしてしまう妻の傾向
夫は自由にふるまっているのに、妻は我慢しがち。
それは一体何故なのでしょうか?
これも箇条書きにしてみました。
こちらも一部の例ですが参考にしてください。
【妻の性格】 | 【やってしまうこと】 |
我慢強くて弱音を吐かない | 夫の態度に不満があるが、つい我慢して、他に相談できる相手もなく、悶々と不満が募ってしまうこと。 |
真面目で几帳面で手を抜かない | 責任感が強く、押しつぶされて倒れるまで完璧主義を貫き通してしまう。
気づいたときはうつ病になってしまうケースも。 |
良き妻を演じてしまう | 子供の前でも、ご近所さんの前でも、「良き妻」を演じてしまいがち。
夫に遠慮して、自分の本心を貫けない。 |
細かいことが気になる | 旦那のする行動すべてが気に入らない。
細かいことがすべて気になって、イライラしっぱなし |
感情表現が苦手 | 人前で泣いたり怒ったりできず、常に自分が我慢しているが、我慢していることに自分自身でも気づけていない。
なんとなく漠然とした不満がある。 |
相手に反論できない | 喧嘩になっても、言い返すのが苦手で、泣く泣く言いなりになってしまう。
こちらからも言いたいことはあるが、いつも説き伏せられてしまう。 後から言いたいことが出てくるも、言うチャンスをのがしている。 |
世間体が気になる | 世間体が気になって、自分が我慢をしてしまう。
もうちょっと横柄なぐらいでちょうど良いのかもしれないが出来ない。 |
女性は我慢するものと思っている | 女は男の後ろについていくものと未だに思い込んでいる。
しかし、実際は我慢できないほどストレスが溜まっている。 |
文句を言えない | 共働きで、立場は同等なはずだが、育児家事は全部妻まかせ。
ちょっとでも頼もうものなら、文句を言われ、ついつい我慢してしまう。 こちらだって文句を言いたいが、旦那を前にすると言葉が出なくなる。 |
『家庭の事は女性』という無意識な内の植え込み志向が根強く40代世代には浸透しているようです。
決定的に嫌いになる理由が無くても、夫のやることなす事全てが嫌いになってしまった、という妻の家庭の修復方法はあるのでしょうか。
かつてはラブラブだったのに、ふと気付くと「キモいおっさんと住んでいる…」と、思ってしまったパターンが多いようです。
「生理的に無理」というところまで行くことが多いようですが、その理由は日々の旦那の言動の蓄積によるもののようで、繰り返される、無意識の旦那による『嫌がらせ』に繋がる行動が原因のようです。
夫婦喧嘩も絶えませんが、夫婦喧嘩になったら、勝つよりも、負けて悲しみを伝えた方が旦那に伝わるようです。
喧嘩になったら「ごめんね、私が悲しかったから泣いてしまったの」や、「聞いてくれてありがとう」と言ってみると、旦那の態度が変わることが多いようです。
また、これから老後を考えると、簡単に離婚してしまうのはリスクが伴います。
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夫婦は鏡、実はお互い様だった!?
”夫婦は鏡”とも言います。
あなたが旦那が嫌いと思うのと同時に、旦那もあなたを嫌いと思っている可能性があります。
完璧主義にならず、お互い寛容になる必要があるでしょう。
「黙っていても分かる」は単なる甘えです。
お互い忙しくて本気で話し合う暇もないし、体力もないですが、一度機会を設けて話し合うと良いかもしれません。
この時、前向きな姿勢であることがポイントです。
ネガティブな方向から攻めると離婚に繋がってしまう場合があります。
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離婚する前に知っておきたいこと
- ワンオペ育児をしている
- 浮気された
- こちらの話を聞かない
- 仕事の愚痴ばかり言ってくる
- 金銭感覚のズレ
- モラハラ
…など、一瞬で嫌いになる理由が存在するようです。
その内、浮気については慰謝料を取って離婚することが出来ます。
しかし、証拠集めは一人で行うことが難しく、『探偵』を雇うなどして強力な証拠集めをすることが望ましいようです。
証拠集めには時間もかかります。
旦那嫌いが加速して、離婚届に判子を押したくなる気持ちは分かるのですが、簡単に判子を押さない方が良いでしょう。
離婚する前に知っておきたいことをご紹介します。
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財産分与はシビア
財産分与とは、夫婦が離婚する際に、婚姻期間中に二人で築き上げた財産を二人で平等に分けることをいいます。
預貯金、土地、不動産、株式、年金などを、離婚する前にどのように分けるかを決めておくと良いでしょう。
収入の有無によって請求権は無くなりません。
つまり、専業主婦(主夫)の方でも財産分与を請求できるのです。
財産分与は主に3つに分かれます。
【財産分与の種類】 | 【詳細】 |
清算的財産分与 | 結婚期間中に夫婦で協力して築き上げた財産は、その名義に関わらず共有財産と考え、離婚する際は各貢献度に応じた分配をする(つまり、二人の財産は二人で分けるべきということ)。 |
扶養的財産分与 | 離婚を期に、夫婦の片方が生活が困窮してしまう場合、その生活を補助する目的で財産分与がもらえます。
離婚後も扶養する目的で、定期的に金銭を支払うのが一般的です。 |
慰謝料的財産分与 | 慰謝料と財産分与は本来別々に請求するのが原則です。
とはいえお金の話なので、同時に考えられる場合があります。 慰謝料を請求するためには、証拠集めが必要になるため、証拠の準備のために時間が必要です。 ことに、浮気の証拠を取るためには、それなりの時間がかかることが多いので、早めの対策を取りましょう。 一人で証拠集めをするには限界があることが多く、探偵や興信所に依頼すると有利です。 |
ちなみに、結婚前から持っていたものは『特有財産』といい、財産分与の対象から外れます。
例えば、独身時代の貯金、自動車、マンション、嫁入り道具などです。
また、結婚後に相続や贈与で受けたものも対象外となります。
具体的には父母の財産、実家の不動産、配偶者からのプレゼントなどです。
財産分与には、借金やローンなども対象となりますが、基本的には婚姻期間中に夫婦の共同生活のために負った借金が対象となり、実際にどのように財産分与を勧めるかは、弁護士に相談しないと何とも言えない複雑な部分があります。
親にもストレスを与える
親世代にとっては、離婚は重たい話。
我が子の幸せを祈っている親からすると、離婚を簡単にしてしまうというのは大きなストレスになります。
お子さんがいる場合、「自分の子供が離婚したら…」と考えると親の気持ちが分かるかもしれません。
子供への影響
お子さんがいる場合、親権は主に母親に渡りますが、離婚によって住む場所や家庭環境が変化し、名字も変わったりと、戸惑うことが多いものです。
幼稚園や学校の転園、転校もありうる話です。
子供の事を考えて我慢するのは苦痛かもしれませんが、今一度、子供のことも考えてみてください。
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周囲の反応
尻軽女と思われたり、腫物扱いされたりします。
自分から周りに「気にしないで!」とアプローチしても、周りは気を遣うもの。
友人と疎遠になってしまう場合もあります。
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今回のまとめ
40代ともなると、旦那がオジサン化したり、態度も変わってきたり、日常のあらゆることが気になったりするようで、離婚したいと思っている夫婦は多いことが分かりました。
我慢を続けるとうつ病を発症する場合もあります。
我慢をしていることに気付かず、倒れるまで頑張ってしまい、入院する羽目になることも。
少しでも悩みを感じたら、カウンセラーなどに相談すると良いでしょう。
友人とは違い、秘匿性もバッチリですし、話の聴き方も、その人の精神状態の把握もしてくれます。
また、離婚する場合、財産分与はとてもシビアであることがお分かりいただけましたでしょうか。
結婚前の財産は対象外になりますが、40代ともなると婚姻生活が長くなることも多く、その間に培った財産は二人で分けるものとなり、住宅ローンなども対象になるため、計算は弁護士に相談するなどしないと損をすることもあり、単純ではありません。
40代ともなると、再婚も難しくなってくる年頃。
老後の生活は一人で大丈夫でしょうか?
今一度、良く考えてみると良いでしょう。
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