出産後、女性はすぐに身体が回復しません。

…ですが、その反面で育児は24時間体制。

ホルモンバランスの乱れにより、旦那を嫌いになってしまうことを『産後クライシス(※クライシスは危機という意味)などと呼び、旦那への愛情が一気に冷め、心が離れてしまう人は案外多いようです。

それは一体何故でしょうか?また、対策はあるのでしょうか?

そこで今回は、出産後に旦那が嫌いになってしまう方に向けて、様々な悩みや不安に対する対処方法について詳しく紹介したいと思います。

目次をクリック

離婚の危機!?産後クライシス

出産後 旦那が嫌い

大好きな旦那の子供をやっと産んだのに、徐々に旦那への愛情が冷めていく。

離婚にも繋がりかねない『産後クライシス』は、どうして起きるのでしょうか?

まとめてみましたのでご覧ください。

【理由】 【対策】
産後旦那が家事育児に不参加。 少なくとも、オムツ替えやお風呂などはマスターしてもらう。

夜間の授乳で疲れ果てているので、土日だけでも良いので昼寝の時間を設けてもらう。

夫婦ともに、産後「こんなはずじゃなかった…」とパニックに。 初めての育児は不安がいっぱい。

自治体には、看護師(※できれば助産師)がついていることが多いので、役所に相談して訪問看護をうけてみる()

(行っていない自治体もあります。出産した病院の助産師に頼る方法もあります。その他の場合はカウンセラーに相談すると良いでしょう)

産後、旦那がねぎらいの言葉を掛けない。 育児に対する理解不足によるもの。

悩んでいることを具体的にまとめてから相談する。

ただ辛い、というだけでは旦那もどうしたらよいのか分からないまま。

出産により24時間体制の妻とはちがい、出産後も旦那は生活リズムが崩れず、身体にも変化が無いことから産後クライシスに。 産後はうつ病を発症することがあります。

ホルモンの乱れによるものですが、産後すぐになる場合と、育児疲労で徐々に鬱状態になる場合があります。

カウセリングと、精神科に通って心のケアを。

病院には旦那に付き添ってもらう

子供優先になり、旦那が二の次になってしまう。 妻は産後は、陰部を切ったりして痛みが残ることが多く、スキンシップを図れないことが多いものです。

その間に旦那が浮気をしてしまうことも。

体の痛みについて旦那によく話をして、浮気しないようにします。

浮気の証拠を掴んだら、探偵を雇うなどして早めに浮気をやめさせる。

旦那が、子供の世話をするが、妻のケアをしなくなった。 妊娠中まではあんなにやさしかったのに、と思うケース。

赤ちゃんが泣いている時に一緒に泣くのではなく、赤ちゃんが眠っているときなどに、冷静になり話をして聞いてもらう。

産後、妻がスキンシップを嫌がるようになった。

「なんとなく触れられたくない」という気持ちが湧く。

ホルモンバランスの乱れによることが多いです。

また、産後すぐは陰部を切った跡が傷んだり、悪露が出続けるもの。

自身の身体の変化について、話し合う機会を設けましょう。

自分でも理由が分からないが、「ホルモンバランスが乱れている」ということを伝えます。

育児で錯乱しているのに、旦那は子供が可愛いとべったりで温度差がある。 育児はかわいいだけではないものです。

悩みが常に付きまとい、家族が増えたはずなのに、孤独を感じることも。

旦那に、育児で悩んでいる事は全部相談する。

旦那では話にならない時は、自治体が管理している看護師(できれば助産師)に相談するか、出産した産院の助産師に相談するか、カウンセラーに相談する。

とにかく一人になりたいという気持ちが強くなっていく。 24時間体制で育児を行っていると、お風呂にゆっくり浸かったり、本を読んだりテレビを見たりという当たり前にできそうなことが一切できなくなり、ストレスが溜まるもの。

旦那に相談して、30分~1時間程度で良いので、自分の時間を作ってもらえるようにする(たとえば、土日に子供を日光浴に連れて行ってもらうなど)

夫は、赤ちゃんが生まれたら、妻の愚痴を聞くように心がけてください。

それほど育児は悩みが尽きなく大変なものなのです。

「赤ちゃんって、目に入れても痛くないほどかわいいんだろうな」と思っていたら、目の上のたんこぶのように遠ざけたい存在になることも多いものです。

産後クライシスは必要なものとされているようです。

子供の反抗期のように、夫婦が成長するにあたり必要な課程と言えそうです。

その一時は大変でしょうが、時間が解決する場合がほとんど。

夫婦で協力して乗り切る必要があるでしょう。

産後クライシスの勢いで、簡単に離婚するようなことは避けるべきです。

▼関連記事

旦那が嫌いで仕方ないという新婚女性が犯しがちな間違いと対処法

よその家庭はどうなってる?~口コミ~

出産後 旦那が嫌い

一人目の育児は、些細なことで深く悩んでしまうもの。

寝返りしないですとか、首のすわりが遅いのではないか、離乳食はどうすればいいのか・・・挙げたらキリがありません。

必死に育児をしていると、ホルモンバランスの乱れにより産後クライシスを発症してしまう新米ママも。

また、年子などで、年齢が近いまま出産をしてしまうと、赤ちゃんが二人いるようなものなので、疲労度は更に増すもの。

身体の回復だって、一人目と同じくすぐには回復しません。

では、どうやってよその家庭は乗り切っているのか、口コミを集めてみました。

▼関連記事

旦那が嫌いでうつ病になる妻の特徴と離婚前にすべき対処と解決策

その①【産後に旦那が嫌いになってしまったママ】

出産後、旦那もオムツ替えや入浴などを手伝ってくれていますが、手際が悪かったり、気に入らないやり方が目についてとにかくイライラしてしまいます・・・。

イライラしている自分を、気にしないように旦那は務めてくれていますが、イライラは増すばかり。

【解決法】

産後クライシスの始まりです。

時間と共に、落ち着いてくることが多いです。

イライラしても言い方には一工夫すると良いでしょう。

ガミガミとただ八つ当たりしていると、旦那の気持ちも冷めてしまいます。

お互い育児に慣れてくると、自然と解決することが多いようです。

その②【触られるのも嫌!しかも、旦那が臭い気がする】

赤ちゃんが泣いているのに、旦那は高いびきで昼寝をしていたりして、とにかくイライラするんです。

触られるのも嫌になり、体臭や口臭も気になるように。

ハタと気が付いたら、なんでこんな人と結婚したんだろう?と思ってしまいます。

【解決法】

産後2ヶ月間はとにかくイライラしっぱなしでした。

ですが、一年ほど経つと、嘘のようにイライラが消えていました。

今思うと、ホルモンバランスが崩れていたのかなと思います。

また、24時間赤ちゃんに付きっきりで疲れていたのかもしれません。

その③【ルーチンを作りたいのに、旦那は自由に育児をしてイライラ】

朝は6時半に授乳、昼寝はお昼過ぎから、夜は7時頃になったら就寝・・・といったように、赤ちゃんにリズムを付けるように必死なママですが、旦那は、テレビを観ていたりして、「この番組が終わったら入浴に連れて行くよ」とペース配分がぐちゃぐちゃ。

「だったら私がやるから!!」とつい声を張り上げてしまいます。

【解決法】

なんだか旦那が頼りなく見えてしまうこともあるものです。

確かに、赤ちゃんにバイオリズムを付けてあげることは重要ですが、あまり神経質にならない方が良いでしょう。

ざっくりとペース配分が守られていれば、問題は無いと言えそうです。

5分10分のことでイライラしていては、今後子供が”イヤイヤ期”で時間を喰う育児にも疲れてしまいます。

少し寛容になりましょう。

▼関連記事

旦那が嫌いでしょうがない妻がストレスから解放するための手段を紹介

その⑤【旦那の顔も見たくない!ボディタッチされようものなら「近寄らないで!!」と叫んでしまう】

旦那の顔を見るたびに、何故かイライラが止まらないんです。

夫さえ目の前にいなければ、こんなに私もイライラすることがないのに・・・というところまで来てしまいました。

【解決法】

助産師さんに相談したところ、「産後は皆そうなるものなのよ。心配いらないわよ」とアドバイスをもらえて、悩みも聞いてもらえてスッキリしました。

自分の体調や、子供についての悩みも聞いてもらえるので、まるで救いの神のようでした。

その⑥【里帰り出産から戻ってきたら離婚の危機に!】

里帰りしている時は、早く旦那に会いたいと思っていたのに、いざ戻ってきたら、何故か旦那が嫌いになっていました。

産後体調が中々回復せず、イライラは子供が4ヶ月~半年ぐらいになるまで続き、離婚の危機にまで発展してしまいました。

【解決法】

子供が大きくなるにつれ、パパが出来ることが増えてきて、また、育児にお互い慣れてきて自然と解決しました。

イクメンに憧れていましたが、気付いたら旦那もイクメンになっていました。

▼関連記事

旦那が嫌いで離婚できない妻が別れるためにすべき準備と注意点

母親になったら気が緩んでしまい・・・旦那の言い分

出産後 旦那が嫌い

育児に必死になるあまり、子供を抱えて全裸でうろついたり、些細なことでガミガミ言うようになったり、ゲップやオナラを平気でされたりして、恥じらいが無くなった妻が魅力的に見えなくなってしまったという旦那もいるようです。

旦那には肉体的には変化が無いので、中々妻の心理状況を理解できず、また、家庭の悩みを相談する相手が男性はいないことが多いため、家庭で起きたストレスを発散する場がなくて旦那もイライラしてしまうことも。

また、産後、妻がオシャレを一切しなくなり、長かった髪の毛もバッサリ切ってしまい、すっぴんでウロウロ。

また、出産後体型が戻らず、太ってしまった妻をみてげんなりしてしまう旦那は多いようです。

見た目が全てではないのですが、男性は女性の身だしなみや美意識に関して繊細なようです。

他には、妻から見ると「子供が一番」優先になり、「自分(旦那)が二番か…」と感じてしまう旦那さんもいるようです。

旦那さんにちょっとモラハラ気味の態度を取っていませんか?

また、旦那がインフルエンザに羅漢したら、「子供にうつしたくないから」と言って、旦那の看病を怠る場合も。

子供が大事とはいえ、旦那の扱いがあまりに雑すぎると、離婚がチラつく夫婦は多いようです。

▼関連記事

旦那が嫌いでモラハラに苦しむ妻がすべき対処法と証拠集めの方法

今回のまとめ

出産後 旦那が嫌い

…というわけで、産後クライシスについて理解いただけましたでしょうか?

産後クライシスは、とても辛いものですが、全くないというのは、これからの長い人生を共に過ごす時にやってくる予想外の危機に対応できなくなることも。

産後クライシスは、夫婦で乗り越えていくことが重要で、時間と共に解決しているケースが多いようです。

そして、必要な課程だということも忘れてはいけません。

ホルモンバランスは乱れ、子供の世話は24時間体制で、睡眠もままならない新米ママは疲れが蓄積して、爆発寸前なことがほとんど。

旦那さんは、しばらくの間は妻に対して寛容になる必要がありそうです。

どうしても旦那に頼れない場合は、離婚に踏み切る前に、助産師に相談したりカウンセラーに相談すると良いでしょう。

助産師ですと、母乳の悩みや、自身の身体の悩み、育児の不安も良く分かってくれますので、頼りになりますよ。

自分がピリピリしている間に、旦那が浮気をしているように感じることも。

そういう時は、離婚するにしろ復縁を考えるにしろ、まずは旦那の動向確認や証拠を集めるために探偵に相談した方が良いケースもあります。

探偵の中には悪徳業者もいますので、ホームページに料金表はあるか、事務所は所在地にきちんと存在しているか、法的に許可を得て探偵を行っているか、しつこい営業がないか、等を調べる必要があります。

まっとうな探偵事務所はしつこい営業は行いません。

法外な料金も請求しないことが多いです。

ある程度の情報をご自身で集めておくと、20万円ぐらいから探偵を雇うことが出来るのが相場のようです。

ただし、妻の勘違いであったり、旦那が中々不貞行為を行わないなどであれば、調査時間もそれだけ多く掛かるので、料金はどうしても増額してしまうことを忘れないでください。

▼関連記事

旦那が嫌いで仕方ない妻が離婚するためにすべき最善の方法とは