ある日、旦那から「離婚したい」と言ってきたらあなたはどうしますか?
しかも、その理由が旦那の浮気によるもの。
にわかには信じられませんが、このような身勝手な旦那は確かに一定数存在しているようで、その旦那に対して非常に大きな怒りと悲しみに枕を濡らす奥様がいます。
そこで今回は、「旦那が浮気したのにも関わらず、離婚してほしいと言われたんだけど!」と強い憤りを感じている奥様に向けて、”その後に気を付けるべき夫の言動”を紹介しながら対処法と対策を解説しますので、是非参考にしてみて下さい。
他所の女性にお熱を上げる旦那ですが、当記事では離婚したくない場合と、離婚する場合の2つのケースについて詳しくご紹介したいと思います。
それでは本編をご覧ください。
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離婚の拒否は出来るの?
答えは、YESです。旦那の勝手な都合で離婚することはできません。
離婚は、夫婦で話し合いをする
- 協議離婚
- 離婚調
- 停裁判離婚
…と、上記のいずれかを経ないと成立しないことになっています。
裁判をしたとしても、浮気をしていたのが旦那なら、それを理由に離婚請求が認められないケースがほとんどです。
ですので、離婚したくない場合はとにかく拒否し続けることがポイントになってきます。
怒りや勢いでうっかりポンと離婚届に判子を押す事だけは気を付けるようにしておきたいところです。
慰謝料ですが、浮気相手に慰謝料を請求することが出来る場合があります。
この手続きを踏むと、旦那と浮気相手の関係が断ち切られ、復縁するパターンもあるようです。
この時、必要な証拠を揃えておくことをオススメします。
では、必要な証拠とは何でしょうか?次の段落で詳しく解説したいと思います。
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離婚で認められる証拠とは?
- 2人がラブホテルに出入りしているところの動画
- 浮気相手のマンションに出入りしているところの動画
- 浮気女性と行為をしている最中の動画
3つ目はさすがに入手するのは困難ですが、上記の動画3点は離婚の証拠として認められます。
使用済みコンドームなども証拠になりますが、そもそもそのようなものを持ち帰るようなマニアックな旦那は非常に稀でまずいないでしょう。
また、意外にも実はスマホのメールのやり取り等は証拠にならないので注意が必要です。
同様に、LINEのやりとりも残念ながら証拠として認められません。何故なら、どちらも偽造が簡単にできるからです。
旦那が自白した場合、それを録音したものが若干弱いですが証拠として認められる場合があります。
離婚したいと言ってきた場合は、旦那が自白することもあると思いますので、それは録音して取っておきましょう。
ところで、これらの証拠集めは旦那の自白以外、あなたが集めるのは困難だと思いませんか?
このような証拠集めが難しい状況の時は、証拠収集のプロである探偵に依頼するなどして撮影してもらうと良いでしょう。
特に暗がりでは、鮮明な動画を残すためにも高機能な機材が必要だったりします。
顔バレしている素人のあなたが現場撮影することは非常に困難ですから、プロにお任せすると安心でしょう。
そして、強い証拠があれば慰謝料も多く請求することが出来ます。
また、証拠は写真より動画の方が強い証拠として認められます。
ですが、離婚裁判などでは、動画の再生や旦那の自白の再生などは行いませんので、写真に起こしたり文字起こしする必要があります。
ちょっと矛盾するようですが、証拠の集め方には十分に注意しておきましょう。
また、例え動画の撮影が無理でも、動画のように日付入りの連続した旦那(と浮気相手)の写った写真が手に入ると強い証拠になります。
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慰謝料の相場はどのくらい?
慰謝料の相場はおよそ50万円~300万円と言われていますが、強い証拠を持っていて示談に踏み切った場合は、もっと高い額を請求できる場合があります。
また、浮気相手と旦那の両方に慰謝料の請求が出来ることはできるのですが、合算となり、浮気相手に300万、旦那にも300万、といった双方に高額な請求をすることは原則的には不可能であることを頭に入れておく必要があります。
そう考えると、何だか慰謝料が随分少ないと思いませんか?
芸能人の離婚では、良く億単位での慰謝料が報道されたりしますが、それは財産分与等を含んだものであることがほとんどです。
浮気が事実なら、証拠を掴むことが出来れば、離婚を拒否することが出来ます。
また、離婚したい場合も、財産分与にしても、子供の養育費についても、高額な示談金を請求するには強い証拠は必須です。
このように、具体的に慰謝料の数字を出されると、旦那が冷静になるかもしれません。
また、すぐにお金の話を出すと、旦那があなたに愛されていないと感じる原因になることもあるので、慰謝料については少し話し合ってから提示すると良いでしょう。
まずは、あなたが旦那の事をまだ好きなので、離婚したくないとハッキリ意思表示することが重要です。
「もう旦那と離婚してしまってスッキリしよう!」と考えているは方は、慰謝料や財産分与、養育費、親権などの請求を、浮気の証拠を集めた上で行うと良いでしょう。
重複しますが、証拠が強くないとあなたの立場が悪くなることもありますので、証拠集めはきちんとしておきたいところです。
また、浮気の証拠を旦那に見せることで復縁できるパターンもあるようです。
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注意するところ
絶対に離婚に応じないためには、とにかく拒否し続けることが重要です。
例え旦那から「例えば離婚するとして、慰謝料が幾ら欲しい?」というLINEなどがきても、無視し続けることです。
ここで、「貯金が幾ら欲しい」などと返信してしまうと、夫婦関係は破たん状態にあった等と認められてしまうことがあるからです。
つまり、旦那の浮気が罪に問われなくなってしまうことがあるのです。
ですから、家のローンはどうするか、財産分与はどうするか、仮に旦那から「今後どこに住む?」と誘導尋問があっても、「離婚する気は無い」と突っぱねましょう。
また、旦那が離婚届を持ってきて判子を押すように迫ってくる場合がありますが、ここで感情的になってポンと気軽に押してはいけません。
中には、離婚に応じないからと言って旦那が一人で離婚届を作成し、役所に提出してしまう場合があります。
そうすると、役所は書類に不備が無い限り受け取ってしまいます。
では、どうすれば良いかというと、まず、勝手に離婚届を作成した旦那には『電磁的公正証書原本不実記録罪』という犯罪になることを前もって伝えておくと良いでしょう。
罪名が長いので、勝手に離婚届を出したら犯罪になるとそれとなく示唆しておくと良いでしょう。
また、対策として、『離婚届不受理申出』という制度があるので利用しましょう。
この申請をあらかじめ役所に出しておけば、旦那が離婚届を偽造して持って行っても受理されません。
詳しくは役所に問い合わせしてみましょう。
証拠集めで注意するところ
また、証拠集めはプロの探偵に任せるのが確実なのですが、悪徳業者も存在しているため、次のように
- しつこい営業があった
- 探偵事務所で相談が出来ない(所在地に事務所が無い場合)
- ホームページに料金表が無かった
- 法律について何の解説も無い
…と、上記のような探偵事務所は悪徳業者の可能性が高いので避けるようにしましょう。
全うな探偵事務所はしつこい営業等は行いません。
また、探偵業は法の下に許可が無いと運営することが出来ません。
そのことから、許可証が探偵事務所の目立つところに飾ってあるかも確認すると良いでしょう。
浮気相手とは簡単に籍を入れられない!
もしも浮気した証拠をあなたが掴んでいれば、浮気をした旦那は不法行為者であることを証明できます。
そして、不法行為を犯した旦那からは、先述したとおり、離婚請求があっても、あなたが拒否し続ければ離婚に至らないばかりか、旦那は浮気相手と籍を入れることはできません。
浮気をした旦那は慰謝料の請求を嫌がります。そして浮気相手は旦那よりもっと慰謝料の支払いを嫌がります。
しかし、どのような理由があろうとも、強い証拠があれば離婚を優位に進めることが出来ます。
世の大多数の奥様は離婚を選択するのかもしれませんが、浮気相手だけに慰謝料を請求すると旦那と復縁できることもあるようです。
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世間の口コミ
さて、では実際に浮気をした旦那に離婚を迫られた世間の奥様達の体験談はどうなのでしょうか?
少しご紹介するので、参考にしてみてください。
Aさんの場合
いつもと変わらない喧嘩をしてしまい、「(今回は喧嘩がちょと長引いているなぁ…)」と感じていたら、ほどなくして旦那から「好きな人が出来たから離婚してほしい」と言われました。
そんな浮気ゲス男と一緒に委託は無いとも思うのですが、子供がまだ小さいので、事情が事情だけに離婚はしたくありません。
どうすれば復縁できますか?40歳妻。
旦那の浮気が発覚した場合
”好きな人が出来たので離婚してほしい”という文言はとてもショックだと思います。
ですが、「自分が犠牲者だ!」「浮気は許さない!」と、騒ぎ立てるのは得策ではありません。
冷静になるのは難しいと思うのですが、旦那は不倫を認めました。
不倫をした有責配偶者である旦那から離婚を迫ることは、あなたが拒否し続ける限り認められません。
このような場合は『公正証書』などを作成して、例えば別居に踏み切るにしても金銭の支払いが滞りなく行われるように手続きを踏むと良いでしょう。
公正証書があれば、後に何かあっても旦那の給料の差し押さえが出来るようになります。
Bさんの場合
結婚して子供がいない27歳の専業主婦で、旦那は34歳。子供はいません。
性格の不一致から、旦那から「離婚したい」と言われたのですが、私は浮気を疑いました。
旦那は金銭面がルーズで、調べたところ、給与天引きの財形貯蓄を使い込んでいることが発覚し、それを問い詰めたところ、殺されるのではないかというほど逆キレされたため、怖くなって実家に帰りました。
自宅に帰ってから興信所に電話をし、金銭面で納得した興信所に依頼したところ、やはり旦那の浮気が発覚しました。
しかし、この興信所は悪徳業者で、「女性の身元を調べるには追加料金が掛かる」と言われ、また、ラブホテルの手前で見失ったようで、決定的な動画を撮影してくれませんでした。
また、旦那は離婚を急いでしようとしています。
別の興信所または探偵に頼む方が良い
こういったケースでは、後から追加料金をどんどん加算される可能性がありますので、興信所や探偵を変える必要があるでしょう。
離婚するしないに関わらず、あなたの立場を優位にするには決定的な証拠が必要です。
中には、証拠が取れなければお金はとらないという探偵も存在しますので、もう少し探偵について調べ直した方が良いでしょう。
旦那は離婚を焦っているそうですが、役所に行って、離婚不受理の申し立てを”先手を打つように”しておいた方が良いでしょう。
そして、離婚については拒否し続けることが重要です。
Cさんの場合
旦那は50手前、妻である私は44歳で、3人も子供がいます。
結婚19年目にして、旦那の浮気が発覚しました。
真面目なタイプなので、戻ってきてくれることを信じていましたが、出張と偽って外泊し、戻ってくることが減ってしまいました。
子供の受験が終わったタイミングで、旦那から一方的に「籍を抜いて浮気相手と過ごしたい」と言われてしまいました。
「生活費などはきちんと支払するから」とも言われました。
勝手な都合で離婚はできない
まず旦那の勝手な都合では離婚できません。
先述したとおり、不貞行為を行っているのは旦那だからです。
また、口約束で生活費の支払いをすると言っていますが、口約束だった場合、途中から生活費を支払わなくなるパターンが多いです。
なのでこの場合も、まずは公正証書を作成した方が良いですが、まずは離婚を拒否し続けることが一番です。
あなたが離婚を拒否し続ければ、離婚は成立しません。
旦那ではなく浮気相手に慰謝料を請求することも可能です。
そのことで、2人の仲を断ち切り、あなたが望むなら最終的に円満解決することが出来る可能性が高いです。
まずは浮気の証拠を掴み、それを元に慰謝料請求しましょう。
今回のまとめ
旦那が勝手に離婚届を出して、受理される前に『離婚届不受理申出』という制度を利用して、勝手に離婚届が受理され無いように早めに手を打っておくと良いでしょう。
この申請があれば、離婚届は受理されないため、後々面倒なことにならずに済みます。
また、旦那が浮気していた場合、もし「離婚したい」と言われても、あなたが拒否し続ける限り離婚は成立しません。
例え旦那に「いくら欲しい?」と聞かれたとしても、それに対して妻は決して同意してはいけません。
夫婦生活が破たんしていたと判断されかねないからです。
なので、一旦深呼吸して冷静になってから探偵や興信所に依頼し、あなたの立場を守るために浮気の証拠を掴みましょう。
不倫相手の身元が分かれば、不倫相手に慰謝料を請求できることがあります。
一方で、奥様によっては「もう旦那とは一緒にいたくない!」という場合もあると思います。
そのため、離婚する・しないに関わらず、旦那による浮気の証拠は押さえておく必要があるでしょう。
浮気をしているという強い証拠があれば、示談交渉によって高い値段で慰謝料を請求できる場合があります。
ちなみに、一般的な慰謝料の相場は50万円~300万円でしたね。
あらかじめ財産分与、親権、養育費などの取り決めを『公正証書』できちんと残しておくことを強くオススメします。
ただでさえだらしなく浮気をしていた旦那ですから、口約束だけでは信用できません。
あなたの立場や将来を守るためにも、必要な手続きを踏んでから離婚する方が得策です。
冷静になるのは難しいかもしれませんが、なるべく頭を冷やして、旦那からどんな提案をされても離婚届に簡単に判子を押さないようにしましょう。
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