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旦那が浮気した!!
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A子さん

しかも、浮気相手と今後も関係を続けて、私とは離婚して浮気相手と再婚したいと言ってきた・・・だけど私は離婚したくない!

…と、例えばそんなパターンもあるかと思います。

結論から言いますと、そんなうまい話が法的に認められることはなく、浮気や不倫をした相手は『有責配偶者』という扱いになり、落ち度の無い妻の同意が得られなければ、離婚するのは原則として認められません。

ちょっとホッとしませんか?

…と書かれても、「何だそれは?」というあなた、是非当記事を読んで参考にしてみて下さい。

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子供がいる場合

旦那 浮気 離婚したくない

妻が妊娠中に浮気する旦那の率は、実は極めて高いことをご存知ですか?

こちらが、つわりや日々変わる体調で苦しんでいるのに、旦那はどこかの誰かとヨロシクやっていたと思うと、拳を上げずにはいられません。

また、子供を出産し、子供が小さい内でも、不倫に走る旦那は後を絶たないようです。

子供が成長する時期、父親として家族をフォローしてもらいたいと思うものですが、不倫をしてしまう旦那が残念ながら、かなり存在するようです。

中には、不倫が発覚しても、子供が成人するまでは離婚をしないという選択を選ぶ夫婦もいるようですが、関係を修復するには一体実際どうすれば良いのでしょうか?

ポイントは、浮気の証拠をはっきりと握り、夫婦で話し合いをすることです。

浮気の証拠の掴み方は後述します。

ちなみに、結婚して子供が産まれると、母親は仕事を辞めることも多いと思います。

フルタイムで働くことが困難なので、パート等を続けることも現在では多くなりました。

しかし、パートの収入だけで子供を養い、生活費を稼ぐことは非常に困難ではないでしょうか?

保育園に子供を預ければ、パートの収入が保育園代と同額になってしまい、預ける意味を失うことも。

子が成人するまで、旦那は原則的には扶養する義務を負います。

離婚が法律上で成立するまでの間は、夫婦間で扶養する義務があるのです。

また、離婚しないまま別居に至る場合でも、生活費を請求することが出来ます。

夫婦間に子供がいる場合、大抵親権は母親に行きますが、子供の監護費用も含まれています。

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婚約は法的に認められるけど、離婚は?

旦那 浮気 離婚したくない

婚約には、婚姻する予定として、法律上では守られています。

ですから、勝手に婚約を解消することは、法律上では債務不履行となり責任を負う羽目になります。

では、離婚の約束はどうでしょうか?

実は、離婚には法的拘束力がありません。

ですが、離婚しようと思った時は、いつでも協議離婚が可能で、要するに話し合いで離婚が出来るのです。

しかし、あなたは今離婚したくないと思っています。

その理由は人によって様々でしょうが、生活水準を保ちたいという理由もあれば、旦那に愛情が残っている場合、「不倫相手と再婚なんてとんでもない!」と怒りを感じている妻がいるのも当然のことです。

今後も不倫を続けないためには、今後一切浮気や不倫をしないという『誓約書』を書面にて起こしておくと有効です。

書面に作成することで、浮気・不倫をした側には、改めて「不倫なんてするものではないなー」という緩い意識から、一転してカチッとした意識が芽生えます。

また、誓約違反が起きれば、違反した時に違反の事実が重たいものとなります。

また、浮気・不倫相手にも、誓約書を書いてもらうと良いでしょう。

再発した場合、違反時は違約金を支払いをして貰えることもあります。

また、誓約所が無くとも、この度の発覚した不倫・浮気でも、証拠さえ握っていれば慰謝料を請求することが出来ます。

慰謝料の相場は、婚姻関係を続ける場合は50~100万円が通例ですが、示談の場合は1,000万円に上ることも。

社会的立場を守りたくて、コッソリと高額な慰謝料を払うケースがあるのです。

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認められる証拠とは

旦那 浮気 離婚したくない

さて、ここまでは証拠証拠と連呼してきたわけですが、裁判離婚(裁判によって強制的に離婚)する際には、実際に証拠を持っていく必要があります。

示談でも、関係を修復する際にも、強い証拠を握っておくと有利になります。

強い証拠があれば、不倫相手と旦那に慰謝料を請求することが出来るようになります。

この時注意しなければならないのは、旦那と浮気相手から二重取りで慰謝料は取れないということです(旦那と浮気相手両方に慰謝料を請求する場合は原則的に合算となります)

もし証拠があれば、

 

  1. 不倫相手だけに慰謝料を請求
  2. 不倫相手と旦那に慰謝料を請求
  3. 旦那だけに慰謝料を請求

…と、上記の3パターンで慰謝料の請求が出来ます。

ただし、浮気相手が旦那が独身だと偽っていて、浮気相手が騙されていた場合、浮気相手には慰謝料請求が出来ません。

ですが、そんな場合でも旦那に対して慰謝料請求は可能です。

この時認められる証拠とは『不貞関係』、つまり肉体関係をはっきりと示すものでなくてはなりません。

最中の動画であったり、使用済みのコンドーム等があれば良いのですが、そんなものを撮ったり持って歩く人はまずいません。

可能性があるとしたら、旦那のスマホのごみ箱に最中の動画があるかもしれませんが、まず、残っているものとしては、LINEやメールのやり取りぐらいのものだと思います。

しかし、どんなにLINEに「愛しているよ」「○○月○○日、飛行機の切符と宿予約したよ」と書かれていたとしても、それは離婚の際の証拠として裁判では認められません。

何故なら偽造が簡単なためです。

では、何が認められるかというと、ラブホテルに出入りするところの動画など、肉体行為がある前提への場所の立ち入りなどの動画が強い証拠となります。

また、仲良さそうなツーショット写真なども、何とでも言い訳できるので証拠になりません。

宿泊でもしない限り、行けないような遠方の動画も証拠になることがあります。

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素人で、しかも顔バレしている妻の張り込みはほぼ不可能!?

『家政婦は見た!』というドラマが流行ったこともありますが、実際問題、顔バレしているあなたが、ドラマのように現場を撮影することは出来るでしょうか?

結論から言ってまず無理です。

まず第一に、ラブホテルの前などは暗がりが多く、高機能のカメラで撮影する必要があります。

この段階で、機材を持っている人はほとんどいないため、ふるいに掛けられます。

顔バレしている素人の張り込みはほぼ不可能ですし、幼い子供を連れてですと、余計に張り込みは無理でしょう。

なので、このような場合は探偵を雇うという選択肢が一つ考えられます。

最近では、証拠を掴めなければ料金を取らない良心的な探偵も増えてきており、世間で浮気・不倫の認知度が高まっていくにつれて、探偵の存在はどんどん私たちの身近なものへとなってきています。

「探偵なんてアニメやドラマの中だけじゃないの・・・?」なんて思うかもしれませんが、今の時代、選択肢に加えるのも悪くありません。

今では、技術の発展と共に、カメラ全般を始めとして探偵に必要な機材はどんどん高性能化しているので、「探偵のおかげで不倫相手の身元が分かった」というケースは非常に多いのです。

まだ探偵に対して偏見や抵抗を持っている方は、そのまま時代の流れに取り残されていると、証拠を掴むせっかくのチャンスを取り逃す非常に勿体無い結果になるかもしれません。

ただ、注意しなければいけないのは、探偵事務所の中にも詐欺まがいの所が少なからず存在しているので、自身の納得がいく探偵選びをしましょう。

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住宅ローンが残っている場合

最近では、若いうちから住宅ローンを組み、結婚と同時に住宅を購入することも多くなりました。

購入時から、数十年は住宅の実際の価値である売却評価価格よりも、住宅ローンの負債残額の方が上回る『オーバーローン』と呼ばれる状態が続きます。

夫婦で銀行などと連帯債務契約を結んだりしていると、高価な住居を第三者へ住宅を売却することが出来なかったり、夫婦どちらか片方だけで住宅ローンを返済することが難しくなることがあります。

つまり、離婚して二人の財産を完全に分離できなくなるのです。

そういった事情から、夫婦が離婚できないケースも存在します。

つまり、住宅ローンがあるので、結局のところ「離婚したくない」という考えを持つ人も多いのです。

その他に離婚したくない世間の理由とは

旦那 浮気 離婚したくない

子供との安定した生活を維持したいというのは既にご紹介しました。次が住宅ローンの問題です。

では、他にはどんなケースがあるでしょうか?

少々ご紹介しましたが、家計を主に旦那に依存している場合は、生活水準を落としたくないと考える傾向にあります。

お子さんが私立中学に合格していたり、支払いが明らかに増えそうなタイミングでも、離婚したくないと思う心理が働きます。

その他には、一部の中に「浮気されても旦那が好き」という妻がいます。

”ダメ男に惚れる女性は多い”とも揶揄されることがありますが、実際に「結局は私の所に帰ってくるはず…」と、強気な妻もいます。

婚姻前から浮気性の旦那だった場合、婚姻後も浮気されても、「またやったのね」という程度に割り切ってしまい、“なぁなぁ”な状態が続くこともあるようです。

また、「復讐の意味を込めて離婚したくない!!」という妻も多数存在します。

「離婚なんかしたら、浮気相手と一緒になるんでしょ!?許せない!」といったものや、「私を裏切ったなんて一生恨み続けるわよ」という、一生かけて罪を償わせたいという妻もいます。

この場合、浮気をされたというより、裏切られたことに恨みつらみを感じることになり、女の執念が働き、旦那からすれば一番怖い理由になるのかもしれませんね。

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離婚を切り出してきた旦那の心理と、関係修復のコツ

旦那 浮気 離婚したくない

浮気をしている旦那が離婚を切り出してきた理由ですが、主に3つが代表的なもののようです。

 

  • 先に離婚を切り出して、自分に都合よく離婚を進めたい。

  • 浮気相手の方に心が完全に向いており、妻より浮気相手の方が大事。

  • もう、離婚するつもりで不倫を重ねてきた。

…などに大別されます。妻が眼中に無いようなケースですね。

完全に自己中な考え方だと思わざるを得なく、友達に相談しようものなら、「離婚してしまいなさいよ」と、あなたが離婚したくなくても離婚を勧められたりしがちで、あなたは鬱々と悩むかもしれません。

しかし、安心してください。

浮気をしていた旦那が離婚を求めてきても、妻側に落ち度がなければ、妻が離婚を受け入れなくても全然問題ありません。

離婚は成立しないのです。

また、離婚に関しては、友人に相談するより離婚カウンセラーに相談する方が有効です。

離婚カウンセラーは夫婦関係修復のプロです。秘匿性も守られ、変な勧誘もありません。

妻側の落ち度として考えられるのは、「旦那が浮気しているから私も浮気してやった!」と、自分にも不倫相手がいる場合や、別居期間が長期間であることや、夜の営みに妻が全く動じないなどが挙げられます。

そうでもない限り、旦那に考え直してもらうことで婚姻関係が継続の方向に傾きます。

具体的な離婚話に進む前に、まずパートナーである旦那が、離婚したいと思った原因を分析する必要があるでしょう。

ただし、旦那に対して何故離婚をしたいと思ったのか、直接聞くようなことは絶対にやめましょう。

離婚が進んでしまいます。

旦那が離婚を考えた理由には、次のようなものがあるかもしれません。

 

  1. 妻が旦那に対して思いやりがない。
  2. 妻が容姿を気にしなくなった。
  3. 妻の浪費が激しい(ギャンブル含む)
  4. 妻が愛煙家である(旦那は煙草を吸わない)、妻だけ飲酒している。
  5. 夜の営みが無い。

…の5つなどが代表的なものとして挙げられます。

他にも理由はゴマンとあるでしょうが、法律的な落ち度ではなくとも、旦那に嫌われてしまった理由をあなたが作り出していなかったか、考える必要があるでしょう。

それが関係回復のカギになることがあります。

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勝手に離婚届を出す旦那に注意!

中には、勝手に離婚届を記入して役場に持っていく厄介な旦那がいます。

もし、離婚しようといわれた、もしくはその兆候がみられたら、直ちに役場へ『離婚届不受理届』を前もって出して先手を打っておく必要があります。

これは、役所に離婚届を受け付けないようにしておく紙一枚の簡単な手続きです。

一旦役場が離婚届を受理してしまうと、話がかなりややこしくなり、あなたに不利になることがほとんどですので注意しましょう。

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今回のまとめ

旦那 浮気 離婚したくない

離婚を勝手に切り出してきた旦那とは、簡単には離婚できないことをお分かりいただけましたでしょうか?

あなたによっぽどの落ち度が無い限り、旦那が「離婚したい」と言ってきても、旦那の不倫を理由に離婚はできないのです。

そんな場合、まずは浮気の証拠を確実に掴み、話し合いすることをオススメします。

その時は、あらかじめ探偵や興信所に証拠を取ってきてもらっておくと良いでしょう。

証拠を元に、慰謝料を浮気相手に請求するなどすると、旦那との関係が断ち切られることが多いです。

また、旦那にも復讐の意味を込め、旦那に慰謝料を請求しても良いかもしれません。

慰謝料の相場は離婚しない場合は50~100万円ですが、示談の場合は1,000万円に上ることもあります。旦那の収入にもよるでしょう。

『証拠』は、LINEなどのやりとりやツーショット写真は認められず、ラブホテルに出入りするような動画が強い証拠となっています。

浮気の兆候が見られたり、離婚を切り出されたら旦那を問い詰めて警戒心を煽らせるようなことはやめ、証拠を掴むまで旦那は泳がせておきましょう。

他には、関係修復のため、離婚を切り出してきた旦那の心理を考える必要があります。

出産後太ったりして容姿を気にしなくなったなど、旦那が妻を女性として見なくなったパターンや、趣味嗜好が合わないなどが原因として挙げられることがあります。

事に、妻がギャンブル癖が抜けなかったり、ブランド物ばかり買って浪費するようでは、旦那の気持ちも冷めてしまうものです。

その他にも、旦那の心が冷えてしまった理由がないか自分で考えて、少しずつで良いので関係回復に力を注ぎましょう。

あなたが旦那にしてあげたことで最も喜んだことはなんでしょうか?そんな原点に立ち返ることも必要だと言えます。

あなたが、旦那にとって帰ってくる場所だと思わせることが必要です。

離婚の相談は、友人ではなく専門家である離婚カウンセラーを利用すると良いでしょう。

離婚カウンセラーは、夫婦関係を修復させるプロです。愚痴も聞いてくれます。

あなたが辛いのであれば、カウンセラーや探偵などのプロを試してみてはいかがでしょうか?

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